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風景写真、人の映り込みを見ていて分かったこと。

風景の撮影で困りがちなことと言えば、人の映り込みではないでしょうか。
撮りたい場所に人がいる時、その人達がいなくなるまで待つケースも多いと思うのですが、最近はもっとテンポよく撮影してみたいと思うようになり、人がいてもシャッターを押してしまうことが増えてきました。その結果…意外な発見があったので記事を書くことにしました。

人の持っている力…


例えば、こちらの写真。新舞子マリンパークのビーチを大きく映そうとしていたのですが、たまたま犬の散歩をしている女性2人組が通りがかりました。いつもなら通り過ぎるのを待ってしまうところですが、ビーチは長いので待つにも時間がかかると判断し、シャッターをきってみることに。しかし彼女たちがいてくれたからこそ、この写真が単なる風景写真ではなく、ここがどんな場所なのか、意味やメッセージが感じられるようになったと思いました。要素としては画面の何十分の1かを占めるにすぎないのに、人間の存在というのは、これほどの影響力を持っているのかと私は驚いたのでした。

後姿であっても…


こちらは、さみしげに見えた子供用の自転車に焦点を当てるつもりで撮影しました。ですが左奥に遠ざかっていく女性の姿がたまたま小さく映っていることで、無生物だけだった画面にふっと明るさや動き、現実感がみえてきたように思います。当初うつし撮ろうとしていた「寂しさ」についても、関係性が増えたことでむしろ成功したように思いました。

もはや一本線になっていてさえも…


こちらの写真は場所を変えてりんくうビーチにて撮影。右奥の高速道路入り口のライトをぼかしてしまいたかったため、マニュアルフォーカスを前に置いて撮影しました。その影響で人物も大きくぼけてしまってはいますが、たまたまこの方が浜辺に来てくれたことで、ずいぶんとストーリー性がでたと思いました。この方がいなかったら、単なる砂浜の写真でしかなかったのではないでしょうか…。

まとめ

被写体としての人間が持っている力にとても驚かされた体験でした。ポートレートとしてではなく、風景の一部、日常の一部としてさえも、人間は様々な情報や経験を身にまとっていて、それは写真にもそのまま映し出されていることに気づかされました。
私はあまり人を撮りたいと思わない方なのですが、風景や自然の持つ美しさと力、人間の持つ情報性と力、これらの接点・境界線を今後いろいろと探っていき、作品として生かしていけたらと思いました。

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Posted by 美月


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