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第5回/スコラカントラム音楽院でのレッスン記

こんにちは。レッスン日記の第5回です。
今日はこのシリーズで初めて、明るい内容を書けそうです。

留学すると、初めはレッスンに戸惑う、基礎から直される、というのはよく聞くのですが「あぁ、このことだったのかぁ。」と思いました。
前回は、語学で言うところの不自然な言い回しやイントネーション、癖の修正と書きましたが、今日はそれを実現する為の手の使い方を習得する所にまで少し達することが出来ました。先生は指の重さで鍵盤を押し込むようにと毎回ご指導下さるのですが、今日はそのコツが少し掴めたのです。こうすることで、ピアニッシモのコントロールが非常にし易くなり、息の長い滑らかなフレージングも作り易くなりました。たった5回のレッスンで普段の練習でも違いを実感できるようになったことは私にとって珍しく、少し驚いています。先生にも、回を重ねる毎に良くなっていると褒めて頂けましたし、時折ではありますがレッスン中に笑顔も見られるようになったことで、何より精神的に楽になりました。

こうして基礎から教えることを厭わない先生というのは、国内外問わず、実はそう多くないのだという実感があります。私がピアノの勉強を再開出来たのは成人してからで、ちょうど20歳頃だったと思います。それから色んな先生に出会い、良いことも悪いこともありましたが、基礎から教えることに本気を示してくれた先生は数人しかいません。その1人がエイディ先生です。
エイディ先生はどちらかというと頑固で融通は利かない方だと思いますし、厳しい態度を示すこともありますが、心根は誠実ですし、曲がった雰囲気を感じさせません、そして何よりも、年齢に関わらず生徒の成長を信じることが出来る心を持っている先生だと思います。私は少し風来坊な所がありますし、あまりハートも強くないので、性格面では先生とのやりとりに戸惑うこともあるのですが、教育者としての先生の態度には近頃、少しづつ敬意が湧いてきました。正統派の学習歴を持たない私に、これほど誠実に向き合ってくれる先生が他にいるでしょうか?そう思った時、例え辛くても、最後までやり遂げたいと思いました。今ここで踏ん張ることが、私の人生を色んな面で改善してくれると信じています。

私の夢は、名古屋に帰って家族で暮らし、ピアノ教室を開くことです。いつかその日が来たのなら、優しさ楽しさと誠実さを両立できる先生、生徒の成長を信じられる先生になりたいと思っています。

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Posted by 美月


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