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第4回/スコラカントラム音楽院でのレッスン記

こんにちは。
段々回数が合わなくなってきてしまいましたが、レッスン日記の4回目を書きたいと思います。

先日のレッスンでは、初めて、少し前進できたかなという感覚を持つことが出来ました。
と言うのは、先生が求めているものが何なのかが、少し見えてきたことと、今やっている訓練がどういう性質のものなのかを把握出来た(ような気がする)からです。

日本にいた頃は、クラシック音楽が勿論、外国の音楽であることは理解していましたが、そこに国籍が存在するとまでは実感出来ていませんでした。
つまり、私が今フランスでピアノを学んでいるというのは、日本で日本国籍以外の方が落語や能を学んでいるのと同じようなことだったのです。

こちらの生活は、右を向いても左を向いてもフランス語で、習慣も様式も違いますし、ただそれだけでも、自国の何かや自分の何かを否定されているような感覚を日々強く実感しています。そういう状態で、更に異国の音楽を受け入れるということが、私にはすごく厳しいことだったんです。

でも、今先生がレッスンで口うるさく仰っていることっていうのは、語学で言い換えるなら、ネイティブから見ると不自然な言い回しやイントネーション、癖の修正ということなんじゃないかと思ったんです。それはきっと本人の音楽性に関わることでは、もしかしたらないのではないか、と、そう思いました。

とは言え、私はその凸凹があったり、無駄なアクセントがあったり、癖の強い演奏が実はすごく好きだったりするんです。
だから、レッスンの曲とは別に、どれだけアクセントを付けても怒られないような演奏(ポピュラーやジャズ)を楽しむ時間をこっそり取っています。
そのことが、先生が求めているものと、自分が実は好きなものを、明確に区別する良い機会になってくれていて、先生の前ではこう弾こうという使い分けのスイッチや心の余裕を作ることに奏功しています。

あと他に言いたいことがあるとすれば、今まで取り組んでいた曲が自分にとっては環境的に良くないものでしたね。
もっと、感情移入出来るものの方が、強弱の波も作りやすいですし、歌いやすいという面もあります。
前回のレッスンで、やっと少し違う曲に進めたので、これを良いチャンスだと思って頑張りたいと思います。

自分で思う自分の良さを、先生の前で出せたなと思えるまでは帰らないぞという気持ちが出て来ました。
苦手なことは苦手なのが分かってるので基準にならないですけど、自分の武器を出してからが初めて戦えるわけですから、肯定されるか否定されるかは分からないですけれども、そこの結果如何が留学の一つの成果だと思うので、なんとか自分の武器を披露できる隙を作ることに、これから取り組んでいくべきなんじゃないかと思いました。但し、健康であることが条件ですので、確約できるかは難しいという不安要素もあります。また書きます。

レッスン日記5はこちら

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Posted by 美月


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